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【Blog】着物の世界へ!⑨ ~手組くみひも~

他の教室はわからないのですが、私の着付け教室では、帯締めを作成する授業があるんです。 これからの夏に向けて、組みひもを使って涼しげなデザインの帯締めを作りました。 手で編んでいくので「手組くみひも」といいます。

まずは、メインとなる組みひもの色を選びます。 私はパープルとピンクの間のようなピンクを選びました。 そしてポイントとなる糸はシルバーです。

編み方は「清流」と「網代(あじろ)」があり、私は「網代」の編み方で編みました。 10本の組みひもを使い編んでいきます。

「網代」の方が初心者にはいいと先生が言うのでそうしましたが、始めはやはり「難しい・・・💧」  同じ色が多いので、編むにつれて目がおかしくなり(笑)、どの糸を使うんだっけ?? と脳がパニック(>_<)

私は、ピンク7本・シルバー3本で編んでいて、シルバーが波のようになるデザインのはずなのに、途中から「まばら模様」になってきました。 「あれ?こんな風になるの??」と思いながら編んで約2時間・・ 最後の方になってきたので先生に見てもらうとやはりおかしいと・・💦💦

練習で編んでいるだけなので、もういいやと思えばそこで終了できました。 が、私はどうしても「波の模様を出したい!」と思っていたので「ほどいてください」と先生にお願いしました。 2時間ほど編んだ物をほどくので、他の生徒さんが「え~!! 偉い~」と驚いていましたけど(笑)

私は昔から、編み物や刺繍なども好きだったのでよくしていたのですが、やはり気に入らないとほどいていました。 もちろん「なんてことだ~(>_<)」とイライラすることもありましたが、絶対ほどいていましたね。 なので、今回ほどくことには抵抗は全くありません。 組みひもを編む、手の動きがなめらかになっていたので、そんなに時間かからないだろうとも思っていましたし(笑)

そして、再度挑戦!

無言でひたすら編む・編む・編む・・・  結局開始から3時間で編み上げました。  シルバーできれいな波模様がでていました!!  大満足です。 長さは150センチほどあります。 夏の着物に絶対使うぞ💗

1枚の着物に3枚の帯と言われるくらい、帯を変えるだけで着物ってイメージが変わるんです。 帯を変えると必然的に帯紐や帯揚げが変わります。 素材を変えるともっとバリエーションが増えるし。。 なので、今回の手組くみひもで素敵な帯締ができたので、また色を変えて編んでみたいと思っています。

とても疲れましたが、大満足な作品ができてうれしいです💗

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