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フランスの伝統工芸 カルトナージュ

最近は朝晩が涼しくなって少し過ごしやすくなってきましたね。 秋の夜長に読書・・ではなくカルトナージュに挑戦してみました! カルトナージュってご存じですか?

 

カルトナージュとはフランスの伝統工芸となっていて、厚紙でつくった箱に、好きな布や紙を貼るというクラフトのことです。 18世紀ごろに南フランスで発祥したのだとか。

 

自分の作りたい作品の設計図を描いて、厚紙を切ることができればもうベテランですが、私のようなチャレンジさんにとってはだいぶ高度な技。 なので、キットを使って作ることにしました。

 

キットは、厚紙ですべてのサイズを用意してくれているので、ひたすら布を貼るだけです(笑) 「なんて簡単!」と思っていたのですが、実際は全然違いました・・

 

布好きの私としては、布にはこだわりたいところ。 たまたま近くにある手芸店でフランス人デザイナーの布が販売されていると知ったので、迷いなくその生地にしました!

 

作り慣れてる方なら、数種類の布を使ってオシャレにしたりもするのですが、私は初めてなのでとりあえず1枚で作成することにしました。 でもお気に入りの布なのでどんなのが出来上がるのかな~とワクワク(笑)

 

キットが届いたので、まずは箱作り。 厚紙で箱を作るのですが、ボンドだけでくっつけるのではなく、水張りテープでもくっつけるんです。 切手って水をつけると紙にくっつきますよね? あの原理で茶色いテープの裏に、のりがついているんです。 そこに水をつけて使用するんですよ。

 

箱はすぐに出来上がるのですが、布を貼るのが・・・・面倒くさい! 大変!

 

トータル3時間くらいでできあがる作品なので、きっと慣れたら簡単なんだと思いますが、初めての私にとっては「こんなことまでするの?」みたいな感じでした(笑) 布の切れ端が見えては格好悪いので、箱の中の底にも布を貼りますし、箱の外側の底にもきちんと貼ります。 これだけ丁寧な作業で作るので仕上がりは本当に素敵でした。

 

1日目は、箱の側面に布を貼って終了。(たいしたことではないけど、とても疲れた(笑)) 奥に見える茶色のテープが水張りテープです。

 

 

他にも、こんな細かい作業をしています。 これは箱の内側(側面)になります。

 

 

これを考えた人はホントにすごいですよね~。 初めてだったので結構疲れましたが、出来上がると「綺麗じゃない!」とちょっと感動。 物作りは昔から好きなので、もうひとつ作ってみようかな?となります(笑)

 

サムネイルの写真が完成品です。

 

この布も素敵だと思いませんか?? 結構気に入っています。 余ったのでファブリックボード行きですね。  キットは色々なサイズで売っているので、別の布で作ってみようかな。 近くの手芸店で「ソレイヤード社」の生地を発見してしまったので・・(^.^)

 

生地のデザインがフランスっぽくて好きです。

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